東京クラリネット教室
東京クラリネット教室

他のパートを通した自分のパートを聴いてみよう

かなりの完成度を見せる初級者アンサンブルメンバー

その曲に合ったテンポで吹こう

『エンターテイナー』は、軽快な曲です。

しかし、十六分音符が多く、シンコペーションも多用されているので、お二人とも慎重なテンポで練習されたご様子。

書かれた音を確実に吹くことも大切ですが、人前で吹く以上は、「その曲らしさ」を出すことが重要です。

その点において、仕上げのテンポと言うのは、大きな要素を占めますので、なるべく早くインテンポでの練習に取り組み始めるようにしましょう。

もちろん、全然吹けなくてぐちゃぐちゃ、という状態で速いテンポで吹いても、訳がわからなくなってしまいますので、そういうことではありません。

ただ、ある程度吹けているのであれば、全体像を掴むためにもテンポを上げて、できないところは部分練習をする、という進め方をしていくべきです。

今回、お二人が練習されてきたテンポよりも、速いテンポで何度も練習しましたが、最初のうちはあわあわされていたものの、回数を重ねるごとに、ずっとそのテンポで練習してきたかのように、すっかり馴染んだ演奏となりました。

独特のリズムを聴かせる吹き方も、こなれてきましたね。

その速さでの演奏に、だいぶ自信も持てたと思いますので、個人練習の際も同じような速さで練習していきましょう。

他のパートを通した自分のパートを聴いてみよう

個人練習をする初級者アンサンブルメンバー

軽やかに動く『エンターテイナー』に対して、『ジムノペディ第1番』は、ゆったりして、音数がかなり少ない曲です。

そこで、皆様の読譜力を信じて、「別のパートを吹いて通してみる」ということをしてみました。

その目的は「担当と違うパートを吹きながら、他の人が吹いている自分のパートを聞く」ことです。

アンサンブルに不可欠な「他のパートを聴く」「しっかり聴いた上で合わせる」という点は、わかってはいても難しいもの。

幸い今回は、スコアタイプの楽譜を使っていますので、耳と目で自分のパートを意識しながら、残りの2パートを順番に吹いていただきました。

そうすることにより、自分のパートを客観的に聴くことができ、さらには他パートとの関わりが、よりはっきりと見えたのではないでしょうか。

その後、ご自分のパートに戻っての通しは、見違えてすっきりでした。

お二人の初見力がばっちり上がってきていることも、確認できましたね。

難易度があまりに高かったり、編成が大きかったりすると、全パートを吹いてみるというのは難しくなりますが、曲の聞こえ方がガラッと変わりますので、余裕があればぜひ自分以外のパートを吹いて、合わせてみると良いですよ。

アンサンブル力をもっと上げていこう

いつもと違うパートに挑戦する初級者アンサンブルメンバー

最後の通しでは、「今すぐ本番でも大丈夫かも」というくらい、揃った良い演奏となりました。

もちろん、まだまだ上は目指せますので、今日の感覚を思い出しつつ、テンポを上げてみたり、より音楽的に吹くにはどうしたらいいかを考えたりして、お客様も奏者も「素晴らしいアンサンブルだった!」と思えるような仕上がりにしていきましょう。

また、出演者3人揃っての演奏は、今のところ回数が少なめなので、ぜひ自主練習も計画してみて下さいね。

来月は、今日以上の演奏を期待しています。



この記事を書いた人

吉祥寺教室
中村 珠美 先生

この記事を書いた人

のべ10,000人以上の生徒を指導。 笑いの絶えない楽しいレッスンで、あなたのクラリネットスキルを次のステージへと導きますよ! ごはん大好き、お酒も大好き、ミスチル大好き。

現在、初級者アンサンブル開催予定はありません。
開催日が決まり次第、日程が表示されます。
しばらくお待ちください。

【中村先生主催】
その他のグループレッスン開催日程
Upcoming Group Lessons


記事検索(スペース区切りで複数検索できます)

関連記事 Related Articles


クラリネットレッスンのご案内 Clarinet Lessons

初級者アンサンブル

中級者アンサンブル

上級者アンサンブル

バンドアンサンブル

グループレッスン


クラリネットイベント Clarinet Events

イベント記事をもっと見る 33