東京クラリネット教室

アンサンブルにおいての合図の考え方

通し練習をする初級者アンサンブルメンバー

アンサンブルにおいての合図の考え方

真剣に練習をする初級者アンサンブルメンバー

アンサンブルでも、大きめの編成の場合は指揮者がいますが、今の東京クラリネット教室の3つのクラリネットアンサンブルクラスは、5~8名で行っていますので、指揮はない状態で演奏しています。

指揮がないということは、曲の始めや要所要所で誰かが合図を出さねばなりません。

「ここでは、〇〇パートの方が合図を出して下さいね」とお話すると、「!!!」と皆さんなかなかの表情をされますが、アンサンブルで合図を出す、ということを、そこまで難しく考える必要はありません。

出だしやテンポが変わる際の合図の出し方

まず、曲の始めに合図を出す(=音を出す)のであれば、必ずブレスをしますね。

その際の「吐く」「吸う」をちょっと大げさにしたり、一緒にクラリネットのベルを動かせば、それだけで立派な合図になります。

それは、曲中でテンポが変わる時なども同じです。

「他のメンバーに合図を出さねば!」と思うと、ついつい気合が入って、どうしていいのか見失ってしまったりしますが、自分自身がブレスする延長だと思えば、少し気が楽になりますね。

テンポキープのための合図

また、アンサンブルで難しいのは、テンポキープです。

同じ速さで吹いているつもりでも、どうしても奏者それぞれの持っているくせ(速くなる人・遅くなる人)がありますので、ちょっとずつずれが生じてしまいがちです。

そこを統一するためには、トップの人は1拍目がわかるように少しベルを動かしたり、4拍子の曲であれば「4」→「1」を出すようにすると、全員のテンポキープの目安になります。

曲の最初から最後まで、指揮をしているようにベルを動かし続けるのは、あまり現実的ではありませんし、かっこいいものではありませんが、ポイントを押さえて少し楽器を動かしてみましょう。

自分自身も、落ち着いて演奏ができますよ。

合図をキャッチする力もつけよう

合わせの合間に個人練習に励む初級者アンサンブルメンバー

トップの方が上手に合図を出して下さったとしても、他のパートの方々がそれをキャッチできなければ、あまり意味を持たなくなってしまいます。

一生懸命自分のパートを吹くことも大切ですが、そこだけに集中していては、周囲に気を配ることはできません。

可能であれば、合図を出してくれる方をきちんと視界に入れて、楽譜から目を離せないポイントでは、気配を察知できるようにしていくことが大切です。

さらに慣れてきたら、大切な部分でお互いがアイコンタクトもできるようになると、より一層揃った演奏になりますので、そこを目指していきましょう。



この記事を書いた人

吉祥寺教室
中村 珠美先生

この記事を書いた人

のべ10,000人以上の生徒を指導。 笑いの絶えない楽しいレッスンで、あなたのクラリネットスキルを次のステージへと導きますよ! ごはん大好き、お酒も大好き、ミスチル大好き。

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